IT業界で働くエンジニアの忙しさの理由

IT業界においてエンジニアの仕事はとても忙しい状況である。それは、IT業界の市場そのものでエンジニアが不足しているからだ。IT業界は花形のような業界、職種にみえるが、実態は非常に忙しく大変な職種である。
それにはいろんな理由があるが一番大きい理由は、まだこの業界の職務そのものが標準化、合理化されていない部分があるからだろう。システムというものはユーザーが本来の業務を行うために必要なものであり、それ自体が主役ではない。よって、システムに不便な点があったり、不具合があった場合、ユーザーはそうなった原因がなんであろうととにかく修正を求める。
修正自体ももちろん必要なことだが、ここで問題視しなければならないポイントはその修正点がなぜ発生したかである。システムの設計はユーザからの要求、指示により行われるが、その指示自体が不便になった原因であることもなくはない。
もし、このIT業界がもっと過去から存在し、今やいろんな側面において標準化されていれば、この不便さは当然発生した結果であり、それを修正するために必要となる工期はスケジュールとして認められ、何の問題もなく行われているかもしれないが、現在のIT市場では、それも含めて当初の納期に間に合わせることが求められる場合がある。その理由は簡単で「そこまでにそのシステムが必要」というそれだけである。
このように、IT業界で働くエンジニアの職務のあり方そのものが土木関係の工事等に比べ、まだまだ発展途上であり、それがIT業界のエンジニアが常に忙しい原因のひとつである。しかし逆に言えば、このように発展途上であるがゆえに、IT業界のエンジニアをとりまく環境は、エンジニア自身が自らの仕事により詳しくなることやスキルアップして効率化を進め、早く問題点を発見できるようにするなどの努力次第でより良く変えていくことも十分可能であると言えるのだ。

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